歯の根の治療を途中でやめてしまうリスク

こんにちは、JR尼崎駅前の久原歯科です。
今日は歯の根の治療についてお話しします。

歯の根の治療中、痛みがなくなったからといって通院をやめてしまう方が多くおられます。しかし治療を中断してしまうと、気付かないうちに虫歯が進行してしまう可能性が高く、最悪の場合抜歯にいたることもあります。

とはいえ、なぜ歯の根の治療に何度も通院しなければならないのか?と思われる患者様も多くおられますよね。
以下に、歯の根の治療に時間がかかる主な理由を挙げます。


①直視できない
歯の根の全てを直接目で見ることはできません。
歯根を傷つけないよう丁寧に治療をする必要があります。

②歯の根の数は歯の種類により異なる
それぞれの歯により14本の根が存在します。
細菌感染が広範囲な場合、全ての根の細菌感染物を除去するには時間を要します。

③歯の根が複雑
歯の根の形もそれぞれ異なります。
細かく枝分かれをしているもの、網目状になっているもの、湾曲しているものなどの治療は特に困難です。

補足
「以前他の歯の治療をした時はこんなに時間がかからなかった」と思われる方もおられるかもしれません。しかし同じ人のお口の中でも歯によって根の数や形状が異なるため、治療期間はその歯によっても異なります。

④細菌感染が広範囲にわたっている
細菌感染がひどく膿が溜まっている場合などは、通常の治療よりも時間を要します。


細菌感染物を除去し薬を詰め最終的な被せ物を装着するまでには、複数回通院いただく必要があります。お時間がかかることもございますが、必ず最後まで治療をお受けいただきますようお願い申し上げます。

ただ、お仕事がお忙しい方や病気がちの方など、何度も通院するのが難しい方もおられるかと思います。一度の予約時間を長くお取りするなどの対応も可能ですので、その場合はお気軽にご相談いただければと思います。

当院では、若い世代の抜歯理由No.1は「歯の根の治療の中断」であると考えています。私も小さい頃は歯科が怖くてたまらなかったので、治療を中断されてしまう患者様のお気持ちも分かります。
しかし、適切な治療を受けていれば残せたはずの歯を抜歯しなければならないなんて、とても勿体ないことですよね。当院としても、できる限り歯は抜かずに治療をしたいと考えております。
必ず最後まで治療を受け、大切なご自分の歯の寿命を延ばしていきましょう。

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